2015年の1年間に大気汚染などの公害が原因で死亡した人が、およそ900万人という分析結果をまとめて、国際社会に対策を急ぐように、アメリカやイギリスなどの環境問題の専門家約50人で作る研究グループが、2017/10/19にイギリスの医学雑誌ランセットに発表したそうです。
大気や水質、土壌汚染などの公害が原因で死亡した人が、およそ900万人に上り、飢餓や自然災害による死者よりも多いそうです。公害で死亡するケースはアジアやアフリカに多く、貧しい国ほど、経済発展が優先されて公害が発生し多くの命が奪われていると指摘されているそうなんです。
経済が発展するために自然が犠牲になって、壊され、汚染されて…人にも大きな影響が出てしまっている現実が、今、すぐそこにあるなんて、なんだか、悲しくなってしまいますね。電気自動車、クリーンエネルギーの開発だけでなく、壊してしまった自然を少しでも戻せるように努力しないと、もっと大変なことになりそうですね。
植物を植えたり、ごみを減らしたり、1人でできることは、限られていてちっぽけなことかもしれないですが、みんなでやれば、大きな大きな結果に繋がると想います。子供に、孫に…そして、もっと未来にきれいな自然を残したいですね。
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