夏の日の想い出 〜幼い頃の記憶 蝉の観察日記〜

幼い頃、成虫になってからの寿命が7日といわれるセミに興味を持ち、自由研究の題材として蝉の観察日記を作ることにしました。その時に知ったのですがセミの寿命は、せみの種類によっても違うのですが、幼虫として地面の下では3年〜17年、そして成虫として、地上で生活する期間は確かに地面の下での生活に比べれば非常短いのですが、7日ではなく1ケ月程度だそうです。

セミを捕まえようとして、逃げられた時に、尿のような排泄物をかけられた人も多いのでは無いでしょうか。これは、外敵を狙っている訳でなく、身体を軽くするためとか、膀胱が弱いためという説があるそうです。セミの尿は、ほとんどが水で有害物質はほとんど含まれないので、かけられた経験のある方はご安心下さい。

さて、蝉の観察日記ですが、セミの幼虫を探して、持ち帰り羽化を観察して日記にするという計画でしたが、眠っているうちにセミが成虫になり、先に起きた父親が窓を開けた時に飛び立って行ってしまうという結果に終わりました。家の中にセミが居たという驚きと、セミの抜け殻が家の中にあるという驚きから、母親から蝉の観察日記を禁止されてしまいました。

その時は、母親の気持ちが解りませんでしたが、今想うと家の中に抜け殻があるというのも嫌ですが、朝起きたらセミが家の中を飛び回っているというのは、確かに考えられないことですよね。

この翌年から、実家の裏庭にあった紅葉の木には、夏になるとたくさんのセミが訪れるようになりました。

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